イエズス会巡察師のヴァリニャーノによって、日本で初めての西洋学校「有馬のセミナリヨ」が長崎県に設立されました。
上図が有馬、下図が安土のセミナリヨ |
その時の生徒が天正遣欧少年使節として有名な伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノです。
さて、その学校が今もあることをご存知でしょうか!?
2011年から「有馬のセミナリヨ」の再現授業が行われているのです!
しかも、当時「有馬のセミナリヨ」に通っていた生徒と同じ年代で、同じ日程でラテン語や西洋音楽を学ぶという内容。
長崎県の子しか行けないようだけど、私も中学生くらいだったら行きたかったなぁ…
前置きが長くなってしまいましたが、現在「有馬のセミナリヨ」の生徒として当時の授業を体験するだけではなく、なんと現代の「平成遣欧使節」として活動をしていたのです!
天正遣欧少年使節から430年…
同じ南島原市出身の平成遣欧使節として派遣された4人はローマ教皇に謁見しました。
ニュースの記事に
ローマ教皇フランシスコの一般謁見(えっけん)に、当時のセミナリヨの規則に倣った帷子(かたびら)姿で参列した。派遣は今回で3回目だが、教皇と直接の対面を果たしのは今回が初めて。南島原市で学んだ生徒としては、天正遣欧少年使節が1585年3月23日に当時の教皇グレゴリオ13世に謁見して以来、実に430年ぶりの出来事となった。中学生たちは教皇に教会群の世界遺産登録推進と長崎への来県依頼を直接手渡した。とあります。
2015年2月の記事なのですが、来県してくれるといいですね!
来てください!ローマ教皇!
いつか長崎県をゆっくりと回って、当時の歴史を学びたいなぁ…
ポルトガルを感じることができる場所は、日本にもたくさんあるんだなぁと痛感。
いつか長崎県に行ってきます(*'▽')!
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