ポルトガル2日目 コインブラ【日本人初の留学生のベルナルドが眠る新カテドラルとコインブラ大学おまけ】

2016/04/20（水）ポルトガル旅行２日目。
コインブラ大学の続き。

コインブラ大学はディニス王によって、1290年にリスボンに創立。1308年にコインブラに移設されたんです。
なので、旧大学は増築があったけど建物はとても古くて、建築好きな人はすごい楽しいと思う！

ここは学位授与など行われていた、帽子の間。
以前は撮影禁止の看板があったんだけど、今回みあたらなかったのでパシャリ。

前に来たときはここで講義が行われていました。世界遺産の建物の中で授業ってすごいなぁ、しかも観光客がみてるし・・なんて思ったのを覚えていますｗ

帽子の間を囲む通路はラテン回廊と呼ばれていて、昔ここではラテン語しか話しちゃダメ！だったんだって。
っていっても、特別な装飾とかはなくて旧大学内においては他の回廊と見た目にはあんまり変わらない。

過去ツイッター見ながらやってるんだけど、出てこないツイートが・・・
なので画像が飛び飛びです、ごめん。

さて、旧大学の無常の門こと鉄の門をでて新カテドラルへ。
天正遣欧少年使節がポルトガルを訪れる前に、キリスト教の洗礼を受けローマ教皇にも謁見した日本人初の留学生でもある、鹿児島のベルナルドが眠っています。
※詳細は以前の記事へ

この写真が新カテドラルに入って正面の…キリスト？かな？？
静かできれいなところでした。

上の写真の左側に並んでいる棺？に(下の写真のとこ。これがベルナルドの祭壇なんです。)日本人初の留学生と言われている鹿児島のベルナルドが眠っています。
天正遣欧少年使節の1582年より前だから…500年も前の日本人と異国の地コインブラで時間を経て一緒の場所にいるって（相手ミイラだけど）不思議な感じだ。

受付のおじさんに、
('A`)<　　日本から来たんだ。ベルナルドのお墓はどれかな？
(・∀・)<　こっちだ！よくきたね！人が少ないから入るといいぞ！
と、柵の中に入れてもらい鹿児島のベルナルドの眠る床のところまで入れてもらえました。
(この祭壇下にベルナルドのご遺体が収められているんです。すごく信仰熱心で、みんなから愛された人だったんだなぁ…)

ここで、なぜか私号泣ｗｗｗ
なんで？って聞かれてもわかんないんだけど、なぜか涙が止まらなくなっちゃって何年ぶり？ってくらい号泣してしまいました(；´Д｀)

受付のおじさんに
(・∀・)<　ゆっくりすればいいよ
と、一人にしてくれて、本当にありがとう。

ずーーーーーーーーーーーーーーっと泣き続けて、気がついたら号泣のせいでコンタクトを片方紛失ｗｗ

片目しか見えないまま新カテドラルを後にしましたｗ


コインブラ旧大学のチケット代は９ユーロ。
あと、コインブラ大学に併設されている塔があるんだけど、ここに入るチケットは+１ユーロ。
旧大学と塔の両方をめぐるチケットは１０ユーロで別に安くなりませんｗ

今回塔は外から見るだけで、入りませんでした。

あと、上の鹿児島のベルナルドの眠る新カテドラルは入場料１ユーロ。
ほかはお墓？ごとに募金箱みたいなのがあって、中で募金するかたちです。
もちろん募金しなくてもいいんだけどね。

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